MESSCUD(メスキュード)とは…
製鋼用の電気炉を医療廃棄物処理に使う―
全く新しい発想から「メスキュード」 システムは生まれました。
- MEDICAL…医療
- SCRAPPED MATERIAL…廃棄物
- SAFFTY…安全
- CUSTODY…管理
- DISPOSE…処理
メスキュードシステム処理工程
医療廃棄物処理は、主に「焼却処分による減容→焼却灰の最終理め立て処分」という方法がとられますが、環境への負荷を考えた時、決して最善とは言い切れません。
そこで着目したのが製鋼用電気炉です。 約1650℃もの超高温で鉄を溶融する電気炉は、一般的な焼却炉と違い注射器やメスなどの医療廃棄物を完全処理できます。 鉄分は鉄として再資源化できるうえ、処理過程で発生する鉄以外の成分 (スラグ) を路盤材などに使うことでリサイクルされ、焼却処理のような埋め立て処分は一切不要です。
また、問題化しているダイオキシンについても、万全の設備対策をしているので、環境への負荷も軽減できます。 さらに溶融技術を活かした専用の金属容器での回収方式を採用することにより、 全ての過程で医療廃棄物に手を触れない処理を実現しました。また、廃棄物の発生から収集·運搬そして溶融処理までを一元管理することで不法投棄も抑制できます。
これら一連の仕組みは「メスキュード」 システムとして特許を取得いたしました。